【心理学】考えすぎないようにする最も最良な方法


多くの人は食べ過ぎた時に「食べる量を減らそう」と考える

 

働き過ぎた時に「ちょっと休もう」と考えますが、考えすぎた時に「考えるのをやめよう」と考える人は少ないはず。一日に何時間考えているのかを意識せずに、「考える」という行為を続けるという行為は「依存症に似ている」と、意志決定や生産性についての作家であるDarius Foroux氏は述べています。それがポジティブな思考であってもネガティブな思考であっても、考えすぎは害をもたらすとして、考えすぎをやめる4つのステップをForoux氏が公開しました。

 

ローマ皇帝のマルクス・アウレリウス・アントニヌスは「人生はその人の考え方が決める」(Our life is what our thoughts make it.)という言葉を残しており、多くの人は「考える事」と「アイデンティティ」を結び付けます。しかし、作家のエックハルト・トール氏は「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」(原題:The Power of Now)という本の中で、「考えること」は知能の一側面でしかなく、喜びや美しさ、クリエイティビティは「考え」を越えたところで生まれると述べています。「自由は、自分が思想そのものではなく『思想家』だと気づくことから始まる」というトール氏の言葉にForoux氏も同意しており、「自分」と「思考」は異なったものであると説明しました。

 

思考は「道具」であるため、1日に16時間も17時間も道具を使い続けるのではなく、必要な時に取り出せることが大切になります。「自分」と「思考」を分け、思考に振り回されないようにするために、Foroux氏は以下の手順を伝えています。

 

1、1日を通して「考えている」という自覚を促す

多くの人は「自分は考えすぎている」という意識すら持たないので、まず気づきを得ることが必要です。考えすぎは人を目標に近づけるどころか、人を目標から遠ざけるということを認識します。

 

2、自分の『思考』を観察する

思考を始めたらあるがままに考えを泳がせるのではなく、『自分は考え始めた』と客観的に観察します。これにより、思考に没頭してしまうことを防ぐことができます。

 

3、思考時間を制限する

日常の行動の優先順位を決めたり日記を付けたりするなど、座って考え始めたら、「15分」といった制限時間を決めます。制限時間内は完全に赴くがままに思考してOK。止めるべきなのは、いつでもどこでも常に考えているという状況とのこと。

 

4、生活を楽しむ

どんなに将来的に成功したくとも、どんなに過去に苦しみがあっても、今この瞬間に感謝することを忘れずに、と語るForoux氏。昨日や明日についての考えは手放すようにします。

 

「今この瞬間に感謝する」ということは、「嫌いなことを楽しめ」といっているわけではなく、たとえ嫌いなことであっても判断や批判をせずに行動に移すということを意味します。そして好きなことの場合は、それが大きなことか小さなことかにかかわらず、全力で楽しむこと。思考することで現実を離れてしまう状態をなくすには、目標や失敗、将来について考えるのではなく、今この文章を読んでいるように、ただ存在するということが必要だとForoux氏は述べています。

 

 


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